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【殿堂入り】【お勧め】幼稚園からの幼馴染が虐められてた(3/7ページ目)

投稿:2011-12-01 23:00:00

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本文(3/7ページ目)

あの糞野郎を殺してやろうとも思った。

教室前に着くやいなやドアを壊すくらいの勢いで開けた。

「...」

皆唖然としてた。

弁当を食ってるそいつの所まで行き、坊主頭を後ろから鷲掴みにして思いっきり机にぶつけてやった。

ちなみに俺のこの時のスペックは身長177cmで体重68キロ。

筋トレは毎日してたし、選抜に選ばれるよう努力してた。

野球部の奴は170センチくらいで、細くはないが太くもない。

結果は皆の想像の通り。

俺はそいつを本当にボコボコにした。

奴が謝っても殴り続けた。

歯二本折ってしまった。

先生は止めようとしてたが、女なのであたふたしていたらしい。

誰かが先生を呼びにいったらしい。

らしいというのは、俺はこの時完全にスパークしてて友達から聞いたからだ。

ちなみに俺に抱きついてくる奴は、教室内の混沌とした状況と昼休みに流れる放送のギャップとで爆笑してたらしい。

結局殴るのをやめたのは先生がかなり来てからだった。

奴は保健室から救急車で病院に運ばれたらしい。

俺はというと、バスケ部の奴一人と一緒に進路指導室まで連れていかれた。

途中で幼馴染がこっちを心配して見ていたが、無視した。

進路指導室に入ると、俺とバスケ部の友人は椅子に座らされ、校長、副校長、学年の担任、副担任全員、体育教師のオールスターが勢ぞろいして俺たちを囲んでいた。

ここのやりとりをかくと膨大な量になるので要所要所押さえる。

担任「どうしてあんな事をしたの??俺くんが何にも無しにあんな事するとは思えません」

俺は前にも書いたけど、先生たちの間で評判が良かったから、あまり怒鳴るような事はされなかった。

けどその時はまだ俺はスパークしていた。

「先生、本当に俺が何でやったか分かんないんすか??あきらかに授業風景変でしたでしょう?まさか気づいてなかったんですか?」

俺は完全に喧嘩腰だった。

体育教師「お前なんだその口のきき方は!!自分が何したか分かっているのか!!」

こいつだけは俺の事嫌いだった。

校長がまぁまぁと宥め、話しかけてきた。

校長「君は文武ともに頑張っていて、なんたらかんたら(←ここ長すぎて本当に覚えてない)私達は担任を持っているわけでも、学年を任されているわけでもない。でも話はちゃんと聞くから一から話してくれないか」

と言われたので話そうとすると、バスケ部の友人が待ったをかけ、自分が話しますと言って話し出した。

ここからはさっき話した通りの話を分かりやすく友達が話してくれ、自分も一時期は加害者でしたといい、主犯はやっぱりあいつで、締めにバスケットシューズの事を話してまとめてくれた。

話している途中、友達の一人がバスケットシューズを持って来てくれた。

先生達は皆顔をしかめていた。

俺はそのバスケットシューズを見てると、悲しすぎて大泣きした。

結局話はほぼあいつが悪い事になり、それに加わった奴らもめっちゃ怒られてた。

俺もやりすぎだと怒られ、後日相手の親に会う事になった、母さんも含めて。

ちなみに、イジメに加わっていて野球部の奴寄りだった連中は俺に土下座しにきた。

多分野球部の奴がボコボコにされてんの見てビビってしまったんだと思う。

その日は先生と帰宅して親と話し合った。

親父絶賛出張中。

結局相手の親にも謝られ、こっちも歯を折った事を謝った。

向こうのお父さんはいい人だった。

「そんな陰湿な奴だとは思わなかった!」

って100回くらい言ってた笑。

学校側からは、やはり形として停学一週間を言われた。

俺も納得してたし、この一週間でリフレッシュしようと思ってた。

5日くらいしてからか、友達から電話があった、ホモだ。

「はい、どうしたの?」

ホモ「幼馴染がやっちまったぞ!フォォッ!!」

「!!何やったんだ!?」

ホモ「あいつ◯◯に張り手しやがった!フォゥッッ!!」

猿みたいにうるさかったが、要約すると

・◯◯と元カノ組が幼馴染の友達を陰で虐めてた。
・幼馴染知り激怒。

張り手したらしい。

あの流されやすい子が幼馴染を守ろうとしてたのが元カノ組にバレたみたい。

んで周りも幼馴染側になってきていたから幼馴染を虐める事はできなかったみたい。

だから幼馴染友達を虐めたらしい。

幼馴染はそれはそれは凄かったらしい。

暴力に打って出た俺とは違い、文字通り暴言で相手をボコボコにしたらしい。

ホモとの電話が終わった後も女Aから電話きた。

興奮していた。

俺はそれを聞いた後、幼馴染の友達を本気で尊敬した。

最初の頃、その子と女A〜Cに話したが、はっきり言ってしまうとその子には期待をあまりしてなかった。

流されやすそうだったし、気弱だったから無理だろうな、やらないだろうなって思ってたからだ、女A〜Cに期待してた。

けど蓋を開けてみると三人も頑張っていたが、あの子は一番頑張っていたのだ。

何となく、あの子だからあの幼馴染とも親友でいられるんだろうなとぼんやりと思った。

一週間たって登校すると、皆暖かく迎えてくれた。

少し怯えてた奴もいたが、自分から積極的に話す内にまた前のように軽口を言ってくれた。

嬉しかった。

野球部の奴がいて、かなり居心地悪そうにしてた。

こっちを見てすぐに目を逸した。

俺は...話しかけた。

「よう、歯、悪かったな、大丈夫か?」

あいつはめっちゃビックリしてた。

多分もう一生話す事はないと思ってたと思う。

俺も一週間前まではそうだった。

けど一週間考えて頑張ろうって思った。

向こうも、

「俺も悪かった、本当に悪かった、ごめん」

と言った。

これでいいって思った。

また仲良くなればいいって素直にそう思ってた。

その日の放課後、幼馴染が待ち伏せしてた。

幼馴染は帰り道の途中にいた。

五十メートルくらい遠くにいてすぐに気づいた。

向こうもこっちに歩いてきて、

幼馴染「よっ!」

と言ってきた。

「よう、一週間ぶり」

幼馴染「うん」

..........。

やばっ、恥ずかしくてなにもでてこねぇ!

てかなんでこんな恥ずかしいんだ! ?

とか思ってた。

そんなあたふたしてる俺に

幼馴染「ありがとう」

「ゑ?」

幼馴染「助けてくれ、ありがとう!!」

「お、おう、おう」

恥ずかしすぎる!

「で、でも、今回のMVPは幼馴染の友達だぞ!あの子はすげぇよ、すげぇ」

幼馴染「あの子には本当助けられたよ。一生の友達だね」

俺は驚いた。

幼馴染が自分の口で一生の友達なんて言ったからだ。

こいつは確かに性格ブスで口汚いが、嘘はつかないので、

「本当だな」

とだけ言った。

その後は一緒に帰った。

幼馴染が

「◯◯に一泡ふかせた!」

とか、

「毒舌バレたけどやっていけそう!」

とかそんな事を言ってるのを黙って聞いてた。

横顔はやっぱり可愛かった。

久しぶりに楽しそうにしてるなーとか思ってた。

そうして俺達は三年になった。

クラス替えしたが、幼馴染とは結局同じクラスになる事は一度もなかった。

しかし、俺たちはよく一緒に帰った。

男子から嫉妬されていたが、それすら気持ち良かった。

けど付き合ってはなかった。

一緒にいる事が当たり前ってゆうかそれ以上でも以下でもなかった、でも楽しかった。

春季大会に友達皆が応援に来てくれたが、負けてしまった時は悔しかった。

最後の夏の大会に向けて頑張るぞって気合いを入れた。

しかし、俺に夏の大会がやってくる事はなかった。

俺は車に轢かれた。

相手は飲酒運転。

腰の横を複雑骨折した。

しかもただの骨折じゃない。

俺は医者じゃないんでよくわからないが、とにかく重かった。

轢かれた瞬間の記憶は今もない。

記憶障害で全然ない。

一緒にいた友達は、言葉が出なかったそうだ。

一週間前後気を失っていたらしく、手術もしたらしい。

起きた時、腰の感覚がなかった。

側にいた母さんがボロ泣きしてた。

俺はまだ頭に血がいってなくて、ぼ〜っとしてた。

しばらくすると医者がきて、ゆっくり思い出して行こうと言われた。

俺は前後の記憶が全くなく、バスケが〜とか虐めが〜とか言ってたらしい。

その後、よく覚えてないんだがまたさらに一週間くらいしてようやく自我を取り戻した。

そして…腰がヤバかった。

スカスカっていうのが適切な表現かもしれない。

今にも折れそうな状態だった。

「ッッッッッッ!!!!!」

固定されてた所をほんの少し動かしたら、今まで経験した事のない痛みがした。

医者「落ち着いて!!僕の言ってる事分かるかい?」

「はい、分かります、、あの、一体どうなって…」

医者「ゆっくり!ゆっくりいこう。君は車に轢かれてしまったんだ、、そこで腰を強打してしまって、気を失っていたんだ、OK?だいじょうぶ?」

「う、あぁ、えっ」

医者「今は適切な処置をしたから大丈夫、少しビックリしちゃったね、気分はどう?」

「あ、あの、大丈夫っです。でも、腰が、腰がっ痛くっっってっ」

大丈夫じゃなかった、あまりの腰の痛みにちゃんと話す事ができなかった。

医者「うん、大丈夫だから、僕たちも全力で治すよ!今は痛いかもしれないけど、少しずつ、ね?」

「は、はひっはひっ」

痛くて泣いていた。

そこからは地獄のような日々だった。

イジメを経験した自分だが、ここからは生きる希望を根こそぎ奪い取られてる気さえした。

そこからは寝たきりだった、五月になって、幼馴染や友達達がきた。

皆愕然としてた。

幼馴染なんて顔真っ青にして、え?え?ってずっと言ってた。

俺が一番え?だった。

バスケ部の奴らが来て、

「早く治せよ!夏までには絶対帰ってこい」

って言ってくれた。

その時は絶対治してやるって思ってた。

加害者の親がきた、土下座してた、無視した。

親父がすっ飛んできた。

加害者の親に金なんかいらん!

消えてしまえ!

って言ってた、幼馴染が来た、喋った。

痛い。

母さんが泣いてる。

痛い。

気が狂いそうだった。

気がつけば三ヶ月がたち、安静にしてる分には痛みはなくなっていた。

最後の大会には、出れなかった。

バスケ部は地区大会で負けていた。

やるせなかった。

バスケ部連中がきて泣きながら謝ってた。

俺も泣いた。

先生がきた、泣いていた。

俺は泣かなかった、困った顔はしてたと思う。

八月になってリハビリを開始したが、地に足をつけた途端体がガクッとなり、気がつけばうつ伏せに倒れていた。

絶望した。

リハビリを開始したものの、全然立てなかった。

幼馴染はずっと励ましてくれていた。

幼馴染「大丈夫!きっとすぐ治るよ!頑張ろう!!」

「あぁ...」

当時の俺には余裕なんてものがなかったから分からなかったが、今になって思う。

幼馴染も一杯一杯だったのだ。

俺に対して毒舌を吐く事もなく、一生懸命励ましてくれてた。

多分、初めてだったと思う。

そんな事にも気が付かない程に追い込まれてた。

九月になり、ついに医者に言われた。

医者「もう走る事はできないかもしれません」

「..........」

医者「腰のこの部分が〜〜........」

何を言ってるのか分からなかった。

あ、もう俺走れないんだ、、気づいたらその場でボロ泣きしていた。

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