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体験談(約 49 分で読了)

【殿堂入り】【お勧め】幼稚園からの幼馴染が虐められてた(4/7ページ目)

投稿:2011-12-01 23:00:00

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本文(4/7ページ目)

そこからは魂抜かれたみたいに生活してた。

リハビリは惰性でしてたけど、期待なんてもう持てなかった。

何回もフラついてフラついて支えられてって、倒れそうになっての繰り返し。

親ともなんか溝ができた、元気な弟を見て意味もなく腹を立てた。

友達が見舞いに来てくれても、無愛想だった。

そのせいか友達は全然来なくなった。

でも幼馴染だけはずっと来てくれていた。

11月になって、

幼馴染「もうすぐ受験だね〜、やだなぁ。A子(←さっきでてきた幼馴染の親友)は東京の高校行くって言って凄い勉強してるよー」

「あぁ…」

幼馴染「俺はどうするの?ここから出るの?東京いく?」

「行かないと思う、地元にいるよ」

幼馴染「そっか、、まぁ地元が一番だよね」

「あぁ…」

幼馴染「...」

俺はタイムマシンがあるならこん時の俺をぶん殴ってやりたい。

12月になって、俺は松葉杖ありなら歩行できるようになった。

ここまでくるまで、本当にしんどかった。

そろそろ真面目に勉強しなきゃいけない時期なのに、する気が全然起きなかった。

そんな俺を心配して幼馴染はよく勉強の事を話すようになった。

幼馴染「俺、勉強大丈夫? 私が教えたげよっか?」

「いい、そんな気分じゃない」

幼馴染「でも、もうしないとそろそろ危ないよ?そりゃあ俺は今まで頑張ってたから貯金があるのかもしれないけど、こんなんだったら受からないよ?」

その時はもう舌打ちしまくりだったと思う。

「うるっせぇな、帰れよ、うぜぇよいちいち」

幼馴染「帰るよ!あんたが勉強してくれれば!」

「はいはい、やりますよ、はいやってます、帰ってください」

俺は百ます計算をやっていた。

幼馴染も徐々にイライラしてきたのか

幼馴染「あんたそんな事して何になんの!?そりゃあ辛いでしょうよ!でもずっとふて腐れてたら治るもんも治らないでしょ!!治してバスケしたいんでしょう!?なら今できる事をやりなさいよ!!なんで自分の首締めてるってわからないの!?」

個室だったが、外にも聞こえていたと思う。

幼馴染には俺がもう一生走れないだろうという事は言ってなかった。

その事もあってか、俺は今も後悔してる事をやってしまった。

「うるっせぇッッ!!!!俺はもう二度と走れないかもしれないって医者から言われてんだ!!できる事なんて何もねぇんだよ!!!!こんなもん、見ても辛くなるだけなんだよ!!!ありがた迷惑だ!!!」

そう言って幼馴染が買ってくれたNBAのDVDを割って地面に捨てた。

幼馴染「っっ!!」

顔面真っ青だった思う。

同時にほんっっとうに久しぶりに感情的になった自分にもビックリしていた。

しかし一度言ったからには引き返せなかった。

「悪いけど、もうこないでくれ」

幼馴染「...わかった」

そう言って幼馴染は出ていった。

心には大きな穴が空いたようだった。

やっちまった....。

幼馴染が出てった後、そう呟いていた。

割ったDVDをぼんやり見てると母さんがやってきた。

母さんは少し怒っていた。

そして割れているDVDを見てさらに怒った。

母さん「あんた!幼馴染ちゃんに何言ったの!!入り口の所であったけど凄い泣いてたわよ!!こんな酷い事して、、幼馴染ちゃんの気持ちをどうして汲み取ってあげないの!?」

うるせぇ、、わかってるよ、、そんくらい。

母さん「後で絶対に謝りなさいよ、謝らなかったら家に入れないからね」

母さんがDVDを処理してる間、俺は幼馴染の事を考えていた。

母さんが帰ってから自分がやってしまった事の重大さに気づいた。

俺って悲劇の主人公気取ってるだけのクズ野郎じゃないか?

途端に自分が情けなくなった。

甲斐甲斐しく世話してくれていた子を失望させてしまったかもしれない。

そう考えるといてもたってもいられなくなった。

そうしてるうちに幼馴染の事ばっか考えるようになっていった。

いつも世話してくれてる、可愛い幼馴染の事を思うと何か分からんけど気が楽になった。

多分幼馴染の事を異性として好きになっていたと思う。

俺はあともう一回だけ頑張ってみる事にした。

九ヶ月ぶりに、ホモに電話した。

ホモ「はい、もしもし?」

「よう、久しぶりだな、元気か?」

ホモ「お、、俺!?大丈夫か?! 今は調子どうだ?!」

すごいビックリしてた、そりゃあそうだ。

「落ち着けよ(笑)うん、まぁ大丈夫かな?歩けるようになったよ。松葉杖ないと無理だけど」

ホモ「ほんとか?!良かった!心配してたよほんとに!!それで、どうしたんだ?」

「あぁ、ありがとな、それでさ、一つ頼まれてくれないか?....」

それから三ヶ月が経った。

俺は松葉杖があれば難なく歩けるレベルになった。

松葉杖は俺にとって必需品だが、あと一年もすれば軽くなら歩けるようになるだろうと言われていた。

しかし、やはりこの先ずっと付き合って行かなければならない程の大怪我だったので特定疾患の保険が下りた。

これは、治療費全額免除、先進医療外の手術の完全保障。

薬代も無料になるなどの特典を国から支給された。

それと同時に、自分の体の爆弾も相当重い事を再確認させられた。

卒業式の日、本当に久しぶりに学校に行った。

学校にいち早く着き、皆を待ってた。

来る人来る人が俺の事を見てとても心配していた。

でも、皆前のように暖かく迎えてくれた。

体育間にいく時、幼馴染と一瞬目が合った。

しかし、幼馴染はすぐにどっかに行ってしまった。

滅茶苦茶ショックだった、が、しょうがないとも思ってた。

最後の別れ方が別れ方だ。

嫌われてもしょうがない、そう思ってた。

卒業式が終わり、幼馴染を探そうとしたら友達連中に質問攻めされ、後輩にも捕まり、開放された時には幼馴染は既にいなかった。

明らかにに避けられているようだった。

本当なら、

「幼馴染にお前と同じ高校受かったよ、それとごめん」

って謝りたかった。

今から家にでも行こうかと思ったが、結局できなかった。

変なプライドが邪魔をしていた。

ホモに電話した後の三ヶ月を話そうと思う。

俺はあの時ホモに

「幼馴染に絶対ばれない様に志望校を聞き出してくれ」

と頼んだ。

これを完璧にやりとげたホモには今でも感謝してる。

その上ホモは俺の精神安定剤になっていた。

俺は事故の後からずっと情緒不安定だった。

いわゆる鬱という奴だったかもしれない。

この三ヶ月勉強を必死にやっていた。

頑張ろうって気合いを入れてやれていた日もあれば、腰が痛んで気分が萎えて俺は駄目だ、って思う日もあった。

しかし、それをホモが救ってくれた。

見舞いに定期的にきてくれたり、電話で笑わしてくれたり、自分だって受験だっていうのに俺の面倒を見てくれた。

今でもホモは大事な友達の一人だ。

志望校に合格したのは勉強をしまくったのもそうだけど、半分以上はホモのおかげだった。

しかし、俺は幼馴染との距離感が分からなくなってしまっていた。

たった三ヶ月なのに、何故か幼馴染との話し方を忘れていた。

中2の時は2年ぶりだったのに普通に話せたのに、今は何故かできなかった。

恐らく怪我をして情緒不安定だったのに加えて、幼馴染に無視されたのが自分でも知らないうちに堪えていたんだと思う。

結局何も出来ず高校に入学した。

入学式の時に二週間ぶりくらいに幼馴染と会った。

向こうはかなり驚いていたようだったが、相変わらず無視された。

何かこの時もう諦めかけていた。

幼馴染とはまたクラスが違った。

高1の最初の2〜3ヶ月は何事も無く…はなかった。

幼馴染が滅茶苦茶モテていたのだ。

俺は幼馴染の事を諦めようと思った。

この2〜3ヶ月は、何度か話せるチャンスはあったのだが毎回駄目だった。

明らかに避けられていたので情緒不安定な俺は幼馴染に嫌われてしまったと思った。

ある日、友達のイケメンが幼馴染に告るといいだした。

イケメン「なぁ俺って幼馴染と◯学生一緒だろ?あの子って誰かと付き合ってた事ある??」

「いや、ないと思うよ、」

イケメン「まじ?!やった!」

「なんで?」

イケメン「ああゆう可愛い子って告られる事意外と少ないから落としやすいんだぜ?しかも入学した時に一目惚れしてずっと好きだったんだよね〜」

「...」

幼馴染とイケメンが付き合ってるの想像して凄く嫌な気分になった。

「まぁ、頑張って」

イケメン「もう今日直接いくわ!」

俺はあぁ、もしかしたら幼馴染付き合うかもな〜って思ってた。

放課後、結果を知りたくなかったのですぐ家に帰った。

もしイケメンが付き合ったりなんかしたら発狂する自信があったからだ。

幸い次は土日だった。

家に帰ってから土日はずっと悶々としていた。

月曜日になり、学校に向かうと、イケメンがむすっとして座っていた。

俺はまさかと思って聞いてみた。

「よぉ、どうだった?」

イケメン「あ?あぁ、駄目だった、あいつ好きな人いるよ」

まじか、誰だろう好きな人…。

イケメン「俺がしつこく聞いたから間違いない。あれは相当惚れ込んでるよ、羨ましいわーほんと。あーつまんね」

まじか、そんな奴できたんだ、、俺ももう諦めるしかな

イケメン「ちっちゃい頃から仲いいんだって、勝ち目ねー」

....................。

.......。

....。

え?

ちょっと理解できなかった、聞き返した。

「ちっちゃい頃から?」

イケメン「ん?うん、いつかは知らないけどね、多分小◯校からくらいじゃね?もしくは中1とか、、今度卒アル借りてみてみる」

俺は体温が急激に上昇しているのを感じていた。

しかし次の予想外の言葉で一気に俺は地に落とされた。

イケメン「そいつとはもうキスも済ませたっつったからな、いいね〜羨ましいわ」

...はっ?

俺は体温が急激に下降するのを感じた。

えっ?キス?してねーよそんなの…。

「そ、そうなの?てかそんなん人に言うか?」

俺はちょっと冷や汗をかきながらそう言った。

イケメン「いや、まぁ放課後なんで俺じゃ駄目かを延々と聞いてたからね、色々駆け引きがあったんだよ(笑)」

「あっ、そう」

俺は席に戻った。

幼馴染がキスなんて、、今まで見てきて誰とも付き合ってないのにあるか?

まぁイケメンを追い払うためについた嘘かもしれないし、、、でもあいつは嘘をついた事ないよな、、情緒不安定スキルがいつの間にか発動していた。

結局その日の授業は頭に入らず、帰宅した。

家に入ると弟しかいなかった。

「母さんは?」

「いない、またどっかいった」

「そうか」

うちの家庭は、俺が怪我をしてから徐々に雰囲気が悪くなっていたらしい。

弟から聞いた話だが、よく母さんとオヤジは言い争いをしていたという。

お互い、色々考え込んでいたのだろう。

いつからか歯車がかみ合わなくなっていた。

母さんは親父が出張している間どこかによく行くようになった。

幼馴染の事とか、怪我の事とか、両親の事とか、これからの事とか考えると暗い気持ちになった。

そんな俺を追い込む様に、ある日家庭を終わらせる事件が起きた。

親父に見つかったのだ、母さんが、男とともにいるのを。

そして我が家はめでたく離婚した。

慰謝料とかうんぬんで三ヶ月近くかかった。

母さんは実家へと出て行った。

まぁ今でも結構悲しいけど、この時はそうでもなかった。

むしろ最低だと思っていた。

ふと、幼馴染と逆だなと思った。

笑いが込み上げてきたが、笑う気にはなれなかった。

幼馴染と俺とでは原因が一緒でも始まりは違う。

原因は多分俺の怪我だ。

その日から狂ったんだ、何もかも。

そう思うとやりきれなかった。

気付けば夏休みは終わっていた。

そこからは機械になったかのようだった。

学校に行き、授業を受け、帰り、飯を作り、眠る。

これの繰り返し。

何回かかホモや幼馴染の親友から連絡があったが、無視していた。

そして2年に上がり、幼馴染とクラスが一緒になった。

今まで弟のために早く帰って慣れない料理をする必要があった。

しかも慣れない事をすると疲れるのか早く眠る事が多く、幼馴染の事を忘れていた。

ある日幼馴染と掃除当番が一緒になり、掃除をしていた、

「はい、チリトリ」

幼馴染「う、うん」

よく考えたら、一年ぶりの会話だった。

その後、机を運んだのだが、この時机の中に物を沢山入れてる机を運んだため、背中に鋭い痛みが走った。

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