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体験談(約 49 分で読了)

【殿堂入り】【お勧め】幼稚園からの幼馴染が虐められてた(5/7ページ目)

投稿:2011-12-01 23:00:00

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本文(5/7ページ目)

「っっつ!!」

俺はよろけて隣の人物を巻き込みながら倒れた。

「ッッッッ!!!?」

その人物は幼馴染だった。

まるで今にも襲わんばかりの体勢だった。

幼馴染は唖然としていたが、徐々に顔が赤くなっていた。

俺も赤くなっていた。

久しぶりだった。

感情が回復してくるような感じだった。

久しぶりにアップで見た幼馴染はやっぱ可愛くて、キスしたくなるほどだった。

キス……不意にイケメンと話した時の事を思い出していた。

それで一気に気持ちが冷め、幼馴染を起こして

「悪い」

とだけ言って、ヒューヒュー言ってる周りから逃げるようにカバンを持ってその場を去った。

家に帰って弟と遊んで飯を作り、風呂に入って部屋に戻ると携帯にメールが入っていた。

幼馴染の親友だった。

「明日、◯◯公園で待っている」

……あいつって気弱そうだったよな?

なにこの果たし状?

そのギャップに苦笑していると、行ってみようかなって思うようになった。

時間が書いていない所があいつらしいと思い、メールをして何時か聞いておいた。

メールが来てすぐ見ると

幼友「ごめんごめん!19時はどう??てかおまえやっと連絡返したな!」

弟に飯早く作ればいけるか...。

「いいよ〜。悪いな、メール見てなかったわ」

幼友「うそつけ」

次の日普通に授業を受けていたら、何だか見られてるような気がして、ちょっと横を見たら幼馴染と目が合った。

恥ずかしくてすぐ逸らしたが、何だかくすぐったい気持ちになった。

懐かしい中2の後半をすこし思い出した、もう遠い記憶。

俺はバスケット部のエースで、選抜として活躍して、幼馴染と仲良くすごしていた時期……いやいやくだらないと思い、授業に集中した。

放課後になり、掃除をサボって家に帰り、速攻で飯をつくって弟と食べ、準備をして19時20分前に公園にむかった。

公園につくとベンチに誰か座っていた。

まぁ見るまでもなかったが、幼馴染の親友だった。

「よう、おまえ東京にいたんじゃなかったのかよ?」

幼友「おう、久しぶり、まぁこっちに用事があってね。立ってるとツラいでしょ、座りな」

俺はお言葉に甘えて座った。

幼友を改めて見ると、うん、垢抜けていた。

縛っていた髪は下ろされ、顔に少しを化粧していた。

うん、可愛い。

東京は人を変えるなと思った。

「てかお前話し方ちがくねーか?もっとこう、おどおどしてただろ、お、俺君...とか、お前誰だよ」

幼友「東京に舐められないようにしようと頑張ったのよ。幼馴染に協力してもらって考えられる限りの暴言で鍛えてもらったの」

「...」

想像したくない…。

幼友「で、あんた何で全然連絡返してくれなかったの?皆心配してたんだよ」

「...」

「忙しかったんだよ、病院とか、家庭の事情とか、弟の面倒とか…大変だったんだ」

幼友「ふ〜ん、家族の事は幼馴染から聞いたよ、大変だったらしいね」

「幼馴染から?ってまぁ知ってるよなそりゃ。何て言ってたの?」

幼友「え?なんかお母さんが浮気してたんでしょ?それが発覚して、みたいな」

そっか、そういう事になってるよな、そりゃ。

「まぁ、そうだけど、、母さんだけのせいじゃねぇよ、きっと仕方がなかったんだ。俺が怪我してからちょっとおかしくなっちまったんだ。母さんだけのせいじゃねぇ」

幼友「……大変だったんだね。でも連絡くらいは返せるでしょ?大丈夫の一言もなかったじゃない。(以下小言10分)」

「それで、わざわざ何の用だよ?」

幼友「もう単刀直入に言っちゃうね、幼馴染の事」

「...」

幼友「もうずっと話してないよね?何でよ?」

「昨日話したよ、はいチリトリって」

幼友「揚げ足取らないで、真面目に話してんのよ」

ちょっとキレ気味で言われた。

「いや、一年前病院でちょっとしたイザコザがあって。それでなんつーか…そうなっちまって。高校入ってからも話すタイミング完全に無くしたっつうかなんとゆーか、、まぁそんな感じ」

幼友「あんたが絶叫してDVD割ったとかいうやつね。まぁあんたの気持ちもわかるけどさ〜。もうちょっと、、さ〜」

「わかってるんだ、そんな事。でもあん時は余裕がなかったんだ、本当に追い詰められてたんだよ」

幼友「うん、わかるよ、でもその後の幼馴染酷かったよ?もう私死にましたって顔しててさ。虐められてた時とは比べ物にならないほどだったよ」

「...」

幼友「ずっと、最低な事言ってしまったとか、もう来るなって言われたとかいって凄い泣いてたんだよ?知らなかったでしょ?」

「…知らなかった」

知る由もなかった。

幼友「それからもずっと元気無くて、私がメールして何とかしてあげるよって言ってもやめて!!の一点張りだったし、ある男の子が、悲しんでるのに乗じて幼馴染に近づいたけど酷いもんだったよ、聞く?」

「いや、パスで」

聞きたくないわ。

幼友「ふふっ、でもね、あんたが今の高校に合格した事を知った時の幼馴染の喜びようは凄かったよ。少しウンザリするくらい(笑)頑張ってくれた!とか。また一緒に話せるかもしれない!とかね」

「まぁ一言しか喋ってないけどね」

けどめちゃくちゃ嬉しかった。

にやけ笑いを隠すのを必死だった。

幼友「それは幼馴染もそうよ、何でか分からないけど話せない!とか嫌われてるよ絶対...とかもう普段のお前はどこいったんだよってくらい乙女になってたわ(笑)」

「...」

想像したら可愛すぎて鼻血出るかと思った。

幼友「だからさ、向こうは話したくて仕方がないわけ。あんたもそうでしょ?でも変な責任感じちゃって出来なくなっちゃってるの。しかもその上あんたの両親の件でしょ?話したくても無理よそんなの」

「...」

幼友「だからもうもどかしくてさー、話そうと思ったの、このままいったら卒業してもはなさなそうなんだもん、君たち」

「...」

幼友「だからさ、あんたから言ってあげなよ、そうしたらなんとでもなるよ、確かに大変だったと思う。バスケも凄くてカッコ良かったのにそれができなくなって辛かったと思う。飲酒運転してた奴を許せないと思う。けどさ、もうすぐ2年立つよ?もう少し前みて考えてみたら?」

「……あんた、やっぱりすげぇな」

ほんっとうに、、尊敬するよ。

しかし唐突にイケメンとの会話を思い出した。

「けど、あいつ好きな人いるらしいよ」

幼友「はっ?」

今だから分かる。

何言ってんのこいつ?頭逝ってんの?って顔だった。

幼友「何でよ?そりゃいるでしょ、えっ?」

「あいつさ、俺の友達に告られたんだよ。そいつがさ、振られた時に色々聞いたらしいんだよ。その時に好きな人とはもうキスしてるって言ったらしい。昔から仲いいっていってたからもしかしてって思ったけど...」

後半かお真っ赤だったと思う。

幼友「……あぁ、あぁ、そうゆう事、」

ニヤニヤしながら言ってた。

「お、俺キスなんてした事ないし、、違うのかなっておもっちゃって……」

情緒不安定スキル発動。

幼友がいきなり大爆笑した。

「な、何!?」

幼友「いや、ごめん、なんだよ、そういう事か。うんうん、わかった。そうだな〜俺の家には卒アルとか全部ある?」

「えっ?卒アル?多分あるけど……」

幼友「幼稚園、小◯校、中学校全部?」

「た、多分……」

幼友「分かった。じゃ帰ったら全部出しといて。出したら電話して」

「お、おう」

幼友「まぁそうゆう事で、まだ時間あるし、別の話しよっか」

その後は色んな話をした。

中学の話、東京の話、弟の話、かなり楽しかった。

楽しいのは久しぶりだった。

幼友「そろそろ電車やばいわ」

「そうだな、駅まで送るよ」

二人でと事こ駅へむかった。

「今日はありがとな、不安でやばかったけど、かなり楽になった。助かったよマジ」

幼友「いやいや、この立場だとマジもどかしいのよ(笑)明日にでも話してみなよ」

「善処します」

幼友「うん、じゃあまたあとで、またね」

「またな」

そういって幼友は帰って行った。

家に帰って先ずは風呂に入り、その後弟が寝てるのを確認して本棚を漁った。

卒アルは全部すぐに見つかった。

幼友にメールした。

「見つかりましたよ」

幼友「電話しろや、全部?」

「だって電車でしょ? うん」

幼友「それもそうだ、じゃあ幼稚園のアルバムを、隅から隅まで見てみ。小、中はいらないから。何か気付いたらまた連絡して、じゃ」

「?、おう」

正直、幼稚園の卒アルなんて見た事なかったから結構ドキドキしてた。

ファイルから取り出し、開けた。

顔写真が沢山載っている。

反射的に幼馴染を探した俺はおそらく末期だろう。

いた!

可愛いなぁもう!

俺は...生意気そうだ、殴りてぇ。

それで次々捲っていった。

運動会の写真、お遊戯の写真、クラスごとの写真。

学年の写真。

先生の写真。

そして最後に色んな園児の写真があった。

皆可愛いなぁって思って見ていたら、ある写真が目に留まった。

移動教室の写真だ。

皆が混浴のいろいろな風呂に使っている写真だった。

これは何となく覚えていた。

沢山風呂があって色んなのに入った記憶があった。

だが、そうじゃない、そうじゃ、、ないのだ。

元気そうな六人の男女が風呂に入って遊んでいる。

だが、二人は何かしていた、何かしていたのだ……。

それは見覚えがあった、ていうか今しがた見た気がする。

そりゃあ見事なチューをしていた二人がいた。

恥ずかしい奴らだな、恥を知れよ。

...。

てゆうか俺だった。

俺と、、幼馴染だった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」

理解するのに時間が掛かったとだけ言っておく。

ていうか悶絶した。

恥ずかしさと嬉しさで頭がおかしくなりそうだった。

ベッドに顔をうずめて枕を抱いて悶々としてた。

多分端から見てたら恋する女子◯生だったと思う。

20分くらいその状態でぼ〜っとしてた。

恥ずかしさで死にそうだった。

そこで落ち着くためにもう一度風呂に入った。

弟を叩き起こして一緒に入った。

それくらいおかしなテンションだった。

とてもソワソワしていたので弟がめっちゃ心配してきた。

「どうしたの?」

「いやいや、なんでもない」

「背中痛いの?」

「違う違う、そうじゃないよ。さっき何かあった、何かあった」

「そっか、無理はしないでね」

「無理はしない、卒アルは大切にしろよ」

「?」

みたいな馬鹿な会話をして風呂から出ると幼友から着信があった。

掛け直すといきなり怒鳴られた。

幼友「遅いよ!!」

「すまん」

幼友「それで、言いたい事分かった?」

「あぁ、分かった。俺が間違ってたよ」

幼友「そっ、じゃあ何をすべきか分かってるよね?」

「おう」

幼友「じゃあ頑張りなさいよ」

「ちょっと待て。お前何でこんなの知ってたの?」

幼友「...まぁ中2の最後にね、幼馴染の家にいってそこで知った。もう凄い惚気てたよ、殴りたくなったもん」

「...」

恥ずかしくて死ぬッ!

幼友「全く……ここだけの話だけど、私もあの時は好きだったよ、君の事」

「え?」

何だって?

幼友「だから、好きだったって!」

「......」

幼友「.....」

「..///」

幼友「....」

「あ、ありがとう!!!」

幼友「う、うんうん、分かればいいんだ」

「けど俺やっぱ幼馴染が・・」

幼友「言わなくても分かってるって、幼馴染と俺はお似合いだと思う、頑張ってな!」

「...おう、ほんとにありがとう、お前には感謝してる」

幼友「うん、じゃあね」

「あぁ、またな」

切った後、意外に冷静だった、素直に嬉しかったんだけど、何か心が安定した気がした。

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